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update:2021.04.18 担当:菅原 大介
晋書巻三十八
列伝第八
清恵亭侯京
人物簡介

清恵亭侯司馬京(生没年不詳)は字を子佐といい、宣帝司馬懿と伏夫人の子である。魏の末期に清恵亭侯に封じられたが、若くして薨じた。享年二十四。射声校尉を追贈された。

本文

清恵亭侯司馬京は字を子佐といい、魏の末期に公子ということで爵位を賜った。享年二十四で薨ずると、射声校尉を追贈され、文帝(司馬昭)の子の司馬機、字は太玄が後継ぎとなった。泰始元年(265)、燕王に封じられ、食邑は六千六百六十三戸だった。司馬機は領国に赴き、咸寧の初めに呼び戻されて歩兵校尉になり、漁陽郡を領国に加えられ、侍中の服を加えられた。青州都督・鎮東将軍・仮節に任命され、北平・上谷・広寗郡一万三百三十七戸を燕国に加えられて〔合計〕二万戸となった(1)薨じ、子がなかったので、斉王司馬冏は上表して〔自分の〕子の司馬幾を後継ぎとした。後に司馬冏が敗れると、国は廃止された。

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