許延の妻の杜氏(生没年不詳)はどこの出身の人か知られていない。許延が李驤に殺されると、李驤の妻にされそうになったが、号泣して夫の死体を守り、李驤をののしったので、李驤に殺された。
許延の妻の杜氏は、どこの出身の人か知られていない。許延が益州別駕となったとき、李驤に殺された。李驤は杜氏を妻にしようとした。杜氏は号泣して夫の死体を守り、李驤をののしって「おまえたち逆賊は道徳心がないから、死に早い遅いがあれば、さぞ長生きがしたかろう!わたしは杜家のむすめで、死んだって賊の妻になぞなろうか!」といった。李驤は怒って、そのまま彼女を殺してしまった。