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update:2021.02.14 担当:永一 直人
晋書巻九十六
列伝第六十六
張茂妻陸氏
人物簡介

張茂の妻の陸氏(生没年不詳)は、呉郡の人である。張茂が沈充に殺されると、張茂の部曲を率い先頭に立って沈充を討った。沈充を討ち果たすと、宮廷をおとずれて張茂が勝利できなかった責任を陳謝する旨の意見書をたてまつった。

本文

張茂の妻の陸氏は、呉郡の人である。張茂が呉郡太守となって、沈充に殺されると、陸氏は一家の財産を傾けて、張茂の部曲を率い先頭に立って沈充を討った。沈充が敗れると、陸氏は宮廷をおとずれて意見書をたてまつり、張茂が勝利できなかった責任を陳謝した。詔に「張茂の夫妻は忠誠で、一門挙げて正義心が強い。張茂に太僕の位を追贈するのがよかろう」といった。

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