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update:2021.02.28 担当:永一 直人
晋書巻九十六
列伝第六十六
皮京妻龍氏
人物簡介

皮京の妻の龍氏(生没年不詳)、字を憐といい、西道県の人である。年が十三で皮京にとつぎ、年が越えないうちに皮京が卒した。皮京のふたりの弟もまた相次いで亡くなったが、嫁いできたときの衣装を金に換え、自ら機織りをして、数年間に三度の喪を挙げて、葬り終わると、時節ごとの祭祀を欠かすことがなかった。しばしば求婚されたが、決して再婚せずに節を守って質素に暮らし、五十歳あまりで卒した。

本文

皮京の妻の龍氏は、字を憐といい、西道県の人である。年が十三で皮京にとつぎ、年が越えないうちに皮京が卒し、皮京のふたりの弟もまた相次いで亡くなったので、そのまま後継ぎとするものもなく、またひとしきり世話をする親もなかった。憐龍は彼女が嫁いできたときの衣装を金に換え、自ら機織りをして、数年間に三度の喪を挙げて、葬り終わると、時節ごとの祭祀を欠かすことがなかった。村里は彼女が賢いと聞いて、しばしば求婚するものがいたが、龍憐は決して再嫁することがなかった。節を守って質素に暮らし、五十歳あまりで卒した

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