(1)王渾の妻の鍾氏の話は、『世説新語』賢媛篇第19・排調篇第25にも見える。
(2)『世説新語』注に引く『王氏譜』に曰く「鍾夫人は名は琰之、太傅鍾繇の孫」。
(3)『世説新語』注に引く『王氏譜』に曰く「夫人、黄門侍郎鍾琰の女」。しかしむすめの名字が親の諱を犯すとは考えにくく、鍾徽のむすめとする本書の記述が正しいだろう。
(4)王湛の妻の郝氏は、『世説新語』賢媛篇第19にも見える。郝普のむすめで、王承を産んだ。