中根家蔵本。いわゆる武英殿本(清の乾隆帝が北京紫禁城内の武英殿で印刷させた書物)である。
「乾隆四年刻」の表記があるが表紙の裏に上海重刻本と思われる記録あり。『晋書音義』を付す。
このテキストはしばしば重刻されたらしく、欽定晉書 / ; 第1帙[1]:巻一之七 - 第2帙[8]:巻一百二十四之一百三十. 上海民国第一図書局, 1739. (御製重刻二十一史 ; 8.9)
などの書名が各種図書館の目録に見えている。
欽定晉書 ; [第1冊]:巻一之七 - [第16冊]:巻一百二十四之一百三十. 上海 集成図書公司, 1908. ([欽定二十四史])
ケイ康(中純子)、阮籍(西岡淳)、応貞(谷口洋)、傅玄(松家裕子)、孫楚(野村鮎子)、 傅咸(森賀一恵)、張翰 (湯浅陽子) 張載・張協 (原田直枝) 張華(佐竹保子)、潘岳 (斎藤希史)、石崇 (野村鮎子)、 欧陽建(佐竹保子)、陸機・陸雲(木津祐子)、左思(西岡淳) 潘尼、(斎藤希史)、劉コン(湯浅陽子)、郭璞(森賀一恵)、 許詢(佐竹保子)、 盧シン(湯浅陽子)、王羲之(興膳宏)の訳がある(かっこ内は訳者)。